遡ること8ヶ月前、僕はこんな記事を書きました。
【シリーズGoogle Cultural Institute】 第1回 芸術作品を超高解像度で閲覧できるArt Projectが凄い!
その後、数回にわたってこの楽しいGoogle Cultural Instituteをご紹介しようと思っていたのですが、思ったままになっていました…
さておき、しばらく見ないうちにGoogle Cultural Instituteにも沢山の作品が登録されていますね!
前回はGoogle Cultural Instituteの3つの機能のうちの、Art Projectをご紹介しました。
今回は2つ目の機能、歴史アーカイブをご紹介したいと思います。
というのも、歴史アーカイブにとても楽しいコレクションが追加されたので、この場を借りてご紹介させていただきたいと思ったわけです。
…もうシリーズって表現は辞めにして普通に紹介させていただきたいと思います。
日本漫画界の巨匠、手塚治虫が登場
去る2014年4月7日、Google Cultural InstituteのGoogle歴史アーカイブに日本漫画界の巨匠、手塚治虫が登場しました。
なんでも4月7日は鉄腕アトムの誕生日だとか。
アトムって4月生まれなんですね〜。4月生まれってリーダータイプの人が多いとかよく聞きます。
何故かと言うと長くなりそうなのでここでは割愛させていただきます。
ちなみに僕はドラえもんの誕生日なら知っています。
ドラえもんの誕生日は西暦2112年9月3日です。
…
……
170点の資料と、手塚治虫記念館のミュージアムビューが閲覧できます
さておき本題ですが、今回手塚治虫コレクションが追加されたGoogle歴史アーカイブ。
Google歴史アーカイブとは…
Google 歴史アーカイブ は、 20 世紀の歴史的瞬間を物語る写真や文書、動画などの様々な資料を所蔵する資料館と協力し、時間や国境に関係なく世界中の方が、これらの重要な史料にアクセスできるようにするプロジェクトです。
と言った具合に、歴史的需要な資料等を気軽に閲覧することができる素敵なサービスなのです。
中には広島平和記念資料館のものや、京都府総合資料館などとても貴重な資料を閲覧することが出来ます。
Google歴史アーカイブ
そんな歴史アーカイブに今回は手塚治虫のコレクションが追加されました。
手塚治虫コレクションは、「手塚治虫 テレビアニメ・黎明編」、「手塚治虫 漫画の神様・復活編」、「手塚治虫記念館」の3つの展示で構成されています。
「手塚治虫 テレビアニメ・黎明編」では、漫画家手塚治虫がアニメーション制作にチャレンジし、「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」「ジャングル大帝」が生まれるまでの経緯を、「手塚治虫 漫画の神様・復活編」では、「手塚治虫はもう古い」と言われた中、「ブラック・ジャック」を生み出し、再び漫画の第一線に返り咲いた日々を紹介しています。
「手塚治虫記念館」では館内に常設展示されている手塚治虫の幼少期の作品やビデオをご覧いただくことができます。また、手塚治虫記念館内を隅々までストリートビューの機材で撮影、歴史アーカイブサイト上で、360度パノラマ写真の「ミュージアムビュー」としてご覧いただくことができます。このコレクションは、漫画家に関して、Google 歴史アーカイブに登場する初めての展示で、提供言語は日本語と英語です。
僕は世代的に手塚治虫作品をリアルタイムで見たことはなく、読んだことがあるのは”ブラックジャック”と”どろろ”くらいです。
幼い時には”ドラゴンボール”や”聖闘士星矢”に”北斗の拳”、小学生時代は”スラムダンク”や”幽☆遊☆白書”に”るろうに剣心”、ほどなくして”ONE PIECE”や”NARUTO”と言った感じで漫画に親しんできました。ジャンプばっかりですね。
あ、ドラえもんは絶え間なく好きです。
とは言いつつも手塚治虫の功績等はテレビや文献、またはネットを通じてかねがね情報は得ており興味はつきません。
「シーン」に代表される擬音を生み出したってエピソードを聞いた時なんて衝撃でした。
なんでもそうですが、今では当たり前のことも誰かが発見したり生み出したりして認知されているわけですからね。
では早速、手塚治虫コレクションで手塚ワールドを堪能しましょう!
手塚治虫コレクション
手塚治虫作品や貴重な資料や写真を楽しむことができます。
山下清との貴重なショットなんかもあったりします。
その他「手塚治虫 テレビアニメ・黎明編」、「手塚治虫 漫画の神様・復活編」、「手塚治虫記念館」それから手塚治虫記念館のストリートビューへ移動することがも出来ます。
手塚治虫 テレビアニメ・黎明編
アトムが空を飛び、漫画映画の時代はテレビ・アニメーションの時代へと変わった
手塚治虫 漫画の神様・復活編
手塚治虫はもう古い。そんな声を吹き飛ばしたブラック・ジャックの大ヒット。生涯第一線であり続けた巨匠のラスト・メッセージ
手塚治虫記念館
手塚治虫を育んだ宝塚市に作られた手塚治虫記念館。その管内をご覧いただけます。ミュージアムの中を散歩してみませんか?
3つのコンテンツで手塚治虫の世界を少しだけ垣間見ることができます。
手塚治虫記念館の内部を歩いて回ることも出来ちゃいます!
アトムやリボンの騎士など沢山の手塚キャラがあなたをお待ちしています:)))
手塚治虫ワールドを充分に堪能
あまり手塚治虫に馴染みのなかった僕でも充分に楽しみる素敵なコンテンツでした。
ファンの方達からすると感動モノのコンテンツではないのでしょうか。
今回は手塚治虫の歴史アーカイブにスポットを当てましたが、その他の歴史アーカイブもこんな具合に密度濃く、尚且つスッキリと閲覧することが出来る素晴らしい内容になっています。
ぜひこの連休に歴史アーカイブを堪能してみてはいかがでしょうか?